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ミュージカル女優のオーディション合格に必要な4つのスキルの身につけ方

ミュージカル女優のオーディション合格に必要な4つのスキルの身につけ方

 

ミュージカル女優になるためにはオーディションに出て合格する必要があります。オーディションは、ミュージカル関連の雑誌に掲載されていますし、ネットでも広告されていることがあるので、情報に耳を傾けておくことが必要です。

 

受けたいオーディションを見つけたら応募します。劇団のオーディションなら劇団のホームページに詳細が記載されているはずです。劇団のオーディションもミュージカルそのもののオーディションも、書類審査から音楽やダンスを披露する実技審査に移行します。踊り、歌、演技を見る審査になるので、オーディションまでにしっかりスキルを磨いておきましょう。

 

ミュージカル女優に必要な4つのオーディションでのスキルを身につけ方

ミュージカルは歌い、踊り、セリフを話し、人に感動や問題を提起するなど様々な能力、スキルが必要となります。ストーリーを歌や踊りに乗せて伝えていく、表現者にとっては魅力あるステージです。しかし身に着けるスキルは歌手やモデルさんなどよりもずっと多いということも認識しておく必要があります。

 

言葉をしっかり伝えるために「腹式呼吸」を練習

ミュージカル女優のオーディション合格に必要な4つのスキルの身につけ方2

 

ミュージカルははっきりと声を伝える必要があるので、歌、セリフをお腹からしっかり出すことが必要です。そのため、腹式呼吸をマスターしていなければなりません。通常胸式呼吸をしているため、腹式呼吸を練習しお腹から声をはっきり出す訓練が必要です。

 

腹式呼吸は息を吸い込むときにお腹を大きく膨らませて、息を吐きだすときにお腹をゆっくりへこませるという呼吸です。鼻からゆっくりと息を吸い込み、お腹が十分膨らんだところでゆっくりお腹をへこませながら息を吐きだします。

 

この呼吸を覚えたら腹式呼吸で声を出す訓練です。

 

①寝転んで腹式呼吸を行いながら喉を大きく広げて「あー」と大きな声を出す

②慣れてきたら足を少し広げて立ち、同じように「あー」と翁声を出します。

 

喜怒哀楽をしっかり出すために「表情の訓練」

ミュージカルのストーリーの中で、歌、踊りに加えて表情豊かに喜怒哀楽を伝える必要があります。自宅で鏡を見ながら「喜ぶ」「怒る」「泣く」「笑う」という表現を練習します。自宅で行うことができるレッスンなので、思い切り、オーバーなくらいに顔を動かしましょう。

 

表情がしっかり作れるようになったら、セリフを加えながら喜怒哀楽の表情を出すことができるか訓練します。小説、物語など声を出し表情を付けるようにします。ミュージカルではお客様に対して様々な思いを伝える必要があります。どんな心情も伝えられるように鏡を見ながら何度も表情づくりの訓練をしましょう。

 

柔軟性を付けることも必要

ミュージカルでは作品によっては高いダンススキルや大きな動きが求められます。ダンスなどはスクールでしっかり学ぶことが重要ですが、柔軟な体を作っておくことも考えるべきです。柔軟な体にするためのトレーニングなら自宅でも十分行うことができますし、継続的に日々、行う必要があります。

 

柔軟体操やストレッチでは体幹を整え体のバランスを鍛えるトレーニングもありますし、関節を柔らかくすることでミュージカルの細かい動きから大きな動きまで、人に魅せる動きに役立ちます。表情のトレーニングや発声トレーニングとともに、柔軟体操、ストレッチ、ピラティスなどを取り入れるといいでしょう。

 

本を読みこみ読解力や想像力を付ける

ミュージカルにはストーリーがあり、その物語を観客の方に理解してもらう必要があります。物語がよくわかるだけではなく、観客が引き込まれるような演技をするためにも、台本を理解できる読解力が必要です。これまでミュージカルで使われてきた物語を読んだり、小説や歴史ものなど読み込みます。

 

主人公がどのような気持ちになったのか、また歴史的な物語でもその時代背景を理解し、その時代にどんな心情をもって人生を歩んでいったのか、想像力を膨らませながら読みます。本を読むことが少なくなっていますが、本を読むことで物語の先を想像する力、人の心を理解しようとする力などを養うことができるのです。

 

ミュージカルの監督などから指導を受ける時、何を言わんとしているのか、どのような演技を求めているのか、指導を受ける中での言葉の意味の理解力も向上できます。自宅や移動時間を使って本を読み、考える力、想像する力、理解する力などを養いましょう。

 

スキルを身につけてオーディションに挑戦しよう

ミュージカル女優になれるのはほんの一握りかもしれません。しかしミュージカル女優になりたいと思い努力してきたことは絶対無駄になりません。頑張ってきたこと、くじけずに何度もトライしてきたこと、オーディションで緊張する機会に何度も挑戦できたこと、いずれもトライしなければ経験できない事です。スキルをしっかり身に着けて「できることはすべて行い」オーディションにいどみましょう。

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