テーマパークダンサーになるために必要な4つのスキル!ダンススキルだけでなく表現力や人間力も磨こう
テーマパークのショーやパレードで踊る「テーマパークダンサー」。人気の職種のため、オーディションの倍率はとても高く、激しい競争率となります。オーディションを勝ち抜いて憧れのテーマパークダンサーになるには、
*バレエ・ジャズダンスの基礎的なスキル、どんなジャンルの振り付けもこなせる対応力
*お客様に楽しんでいただくためのサービス精神や表現力・演技力
*プロとしての自己管理能力
*コミュニケーション能力、高い人間力
などが求められます。
今回は、テーマパークダンサーになるために必要な4つのスキルについて詳しく解説していきます。
1.バレエとジャズダンスの基礎的なスキル+応用スキル
テーマパークのショーダンサーやパレードダンサーには、まず「バレエ」と「ジャズダンス」のスキルが必須です。その理由は、バレエはどのジャンルのダンスの元にもなる基本的な動きであること、そしてディズニーリゾートやユニバーサルスタジオジャパンなどのテーマパークのダンススタイルはバレエやジャズダンスをベースとした振り付けが多くなっているためです。
とはいえ、ショーやパレードによって振り付けは異なりますから、どんな振り付けにも柔軟に対応できる応用スキルも必要。バレエやジャズダンスに加え、ストリートダンスやヒップホップなどいろいろなジャンルのダンスを踊ることができると有利です。
2.お客様に楽しんでもらうためのサービス精神と表現力・演技力
ダンススキルと同じくらい大切なのがサービス精神と表現力・演技力です。ゲストに夢と希望を与えるテーマパークダンサーは、常にお客さんの目線に立ち、「どうすれば来てくれた方が楽しんでくれるか?」ということを考え、実践するサービス精神が欠かせません。
そして、ダンスを通じてお客さんを楽しませ、感動させられる表現力と、ショーやパレードのコンセプトにあわせた表情やダンスをするための演技力を磨く必要があります。
3.常にプロ意識を持ち心身を自己管理する力
テーマパークでのショーやパレードの多くは屋外で行わるため、季節によっては炎天下や極寒の中でパフォーマンスを行うこともあります。また、重たいウィッグや衣装を身に着けたり、ハイヒールを履いてパフォーマンスをすることもあるため、体力消耗の激しさはかなりのもの。
だからと言ってお客さんの前で苦しい表情を見せるわけにはいきません。どんな状況の中でも笑顔で踊りきるための体力と精神力が必要不可欠です。
日頃から基礎トレーニングや筋力トレーニングを怠ることなく、徹底的な体力作りを行いましょう。衣装の着用や見栄えの観点から、体型維持も意識する必要があります。
また、ショーやイベントにあわせて勤務が不規則になることも多いため、日頃の体調管理も必須。加えてケガや故障によって仕事に穴をあけることがないよう注意も必要です。このように、常にプロ意識をもちながら、体調や体型、そしてメンタルのバランスを自己管理する能力も欠かせません。
4.厳しい業界を生き抜くためのコミュニケーション能力と人間力
テーマパークダンサーは、多くのダンサーと一緒にひとつのステージを作り上げていきます。仲間とともに調和を取りながらパフォーマンスをするには、当然コミュニケーション能力や協調性が欠かせません。
それに加え、厳しい業界を生き抜き、プロとして活躍するための高い人間力も必須です。時間と挨拶、そしてマナーなど、社会人として当たり前ともいえる基本的な礼儀は徹底的に守りましょう。
とくにオーディションでは、ダンススキルだけではなくこうした人間性もチェックされていますよ。
ダンススキルと自分を磨いて憧れのテーマパークダンサーになろう!
テーマパークダンサーになるために必要な4つのスキルについて解説しました。これらのスキルを身に着けるには、しっかりとしたレッスンで高いダンススキルを身につけながら、プロ講師によるフィードバックを受けて客観的に自分を見つめていくことも大切です。
TOKYO STEPS ARTSは、テーマパークダンサーを目指す方のために本格的なバックアップを行っています。ダンススキルと自分自身を磨き、憧れのテーマパークダンサーになるというあなたの夢を叶えましょう!