低身長が有利!?着ぐるみダンサーとはどんなお仕事?
数年前にご当地キャラブームが起きたことで、着ぐるみタイプのマスコットが登場する機会が多くなりました。
それに伴い、着ぐるみダンサーが活躍する場面が増えています。着ぐるみダンサーは身長が低い方が有利とされており、求められるスキルも一般的なダンサーとはやや異なります。今回は着ぐるみダンサーという職業のメリット・デメリットについてお伝えします。
着ぐるみダンサーとは?
着ぐるみダンサーとは、その名の通り着ぐるみを着用しパフォーマンスを行うダンサーのことです。数年前よりご当地キャラクターブームが起こったことや、国内でアニメキャラクターが人気を集めているなどの経緯から、着ぐるみタイプのマスコットを導入する企業や自治体が増えてきました。これにより、着ぐるみダンサーが多方面で活躍する機会が増えてきています。
着ぐるみダンサーは低身長が有利!
子どもに威圧感を与える心配が少ないことから、基本的に着ぐるみは小さめに作られることが多いようです。そのため、着ぐるみダンサーは小柄な体格である方が有利とされています。稀に180cm以上の大柄キャラクターの需要があるものの、平均的な身長にマッチする仕事はなかなか多くありません。
なお、着ぐるみダンサーになるための資格などは特に必要ありません。しかし、着ぐるみを着用してパフォーマンスを行うため、基本的なダンススキルが必要です。
また、着ぐるみダンサーはこまめな休憩を取りながら活動しますが、ある程度の忍耐力も求められるでしょう。暑さに耐えられるだけの体力や、閉所に対する耐性が必要です。
着ぐるみダンサーのメリットとデメリット
着ぐるみダンサーの仕事には、メリットとデメリットがあります。
●メリット
着ぐるみダンサーのメリットは、あらゆるキャラクターを演じる楽しさを味わえることです。また、自分のパフォーマンスで子どもたちや観客が笑ったり喜んだりする姿を間近で感じられるのは、この職業ならではの特権といえます。スキル次第で、人気着ぐるみダンサーとして引っ張りだこになることも!
●デメリット
着ぐるみダンサーは、企業や自治体からイベントやキャンペーンなどでの出演を依頼されるケースが多いため、収入は固定給でないことがほとんどです。また、夏場のきぐるみ内部は特に暑く、冬でも暑くなる状況が多いため、根性とある程度の耐性がなければ長続きさせるのは難しいといえます。
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過去にはテーマパークでの活動が多かった着ぐるみダンサー。しかし現在では、ご当地キャラブームの効果があり、ゲームセンター・企業イベント・地域PR活動など活躍する機会が増えました。
数々のキャラクターを演じられる魅力的な職業ですが、プロとして仕事を獲得するためには、どんな現場にも対応できるダンススキルが欠かせません。着ぐるみダンサーをはじめとして、本格的なダンスの技術を身につけたい方は、テーマパークダンス専門学校でプロからの指導を受けてみてはいかがでしょうか?