好印象を与えるテーマパークダンサーになるためのメイク4つのポイント
テーマパークダンサーは、遠くからでも表情が分かるようにかなり濃いメイクをしなければなりません。ですが、単に濃くしただけのメイクでは顔がきつく見える、子どもからすると怖く見えるなど、好印象とは程遠くなってしまいます。
テーマパークダンサーのオーディションでは、技術はもちろん印象の良さも重視されます。今回は、濃くても好印象を与えられる、オーディションに適したメイクのポイントを押さえておきましょう。
1. 厚塗り感を抑えるためにファンデーションを暗めのカラーにする
メイクでどぎつい印象を与える要因となるのは、ファンデーションの色です。たとえ色白であっても、ファンデーションで白を重ねてしまうと厚塗り感が出てしまいます。そのうえ、ハイライトを入れたりシャドウチークを入れたりすると、さらに厚塗りに見えてしまいます。
厚塗りメイクはそれだけでイメージダウンにつながってしまうので、ファンデーションのカラーはワントーン落として暗めの色をチョイスするとよいでしょう。暗めの色なら顔全体をすっきり見せられますし、トーンが暗ければノーズシャドウやフェイスラインにシャドウを入れる必要はありません。
顔の中心部は少し明るめのファンデーションにしたり、鼻筋や頬骨部分にハイライトを入れたりすれば、余分な色を使わずにメリハリをつけられます。
メイクの土台となるファンデーションを濃くしなければ、厚塗り感を抑えられるので、まずはファンデーションのカラーを見直してみてください。
2. 目の印象をはっきりさせるにはダブルラインやカットクリースがおすすめ
メイクの印象に大きく関係しているのがアイメイクです。アイメイクはダンサーにとってもっとも重要なポイントとなるので、どうしても濃くしてしまいがちですが、けばけばしくなるのはNGです。目の印象をはっきりさせるには、ダブルラインやカットクリースがおすすめです。
ダブルラインやカットクリースは、まぶた全体にホワイト系の明るめの色をのせ、二重のくぼみの部分に濃いブラウンのアイシャドウを細く引き、くぼみから上の部分に濃いアイシャドウをグラデーションで入れていくメイク方法です。
二重の上下にコントラストをつけることで、単色使いでも目を大きくくっきりと見せられます。
アイラインは目のラインに合わせて細く引き、目尻から0.5mmぐらいまで伸ばして、上にはね過ぎないようにすると好感度の高い丸い目に仕上がります。
また、目力をつけるアイメイクにはつけまつげが必須ですが、ばさばさとしたつけまつげは表情を見えにくくするので、ナチュラル系にするのがベストです。
3. 眉毛は作りこまず自分の顔に合わせて描く
眉毛の形や太さには流行がありますが、基本的には自分の顔に合ったラインで描くようにしましょう。作りこみすぎると眉毛だけ浮いてしまいますし、メイク感が増してしまいます。
眉毛は顔の額縁ともいわれるパーツなので、生え際から目までの距離感を見て顔に合わせた太さにするのが、濃くても好感がもてるメイクのコツです。
4. 唇はリップライナーで縁どりボリュームアップさせる
唇は踊っているときの表情を一番よく表す部分です。色は赤やオレンジなどくっきりしたものを選び、リップライナーでしっかり縁どりボリュームアップさせましょう。このとき、口角を少し上げ気味に描くと、顔全体の印象が柔らかくなり、見た人に好印象を与えることができます。
専門学校ではダンスやメイクのほかオーディション合格のための作法も学べる
テーマパークダンサーの活躍の場は広がっており、その分需要も高まっています。テーマパークダンサーを目指すための専門学校に入学すれば、ダンス技術やメイクのやり方はもちろん、オーディション合格に必要な作法も学べます。
競争率の高い世界ですから、独学でオーディションに受かるのは至難の業です。効率的にテーマパークダンサーを目指すなら、専門学校への進学も検討してみてはいかがでしょうか。