テーマパークダンサーに向いている人・いない人の特徴を知って夢の実現に役立てよう!
テーマパークダンサーという職業に憧れをもっている方の中には、自分がその道に向いているのかどうかが気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、テーマパークダンサーに向いている人・向いていない人の特徴についてご説明します。
・テーマパークダンサーに向いている人の特徴
テーマパークダンサーに向いている人というのは、
*ダンスの技術にすぐれている
*協調性がある
*サービス精神がある
*自己管理ができている
の4つの要素をすべて満たしている人です。以下で詳しくご説明しましょう。
※ダンス技術(特にクラシックバレエやジャズダンス)にすぐれている
テーマパークダンサーは、ダンスそのもので「魅せる」必要がある存在です。そのため、ダンスの技術は必要不可欠な要素。特に、あらゆるダンスの基礎となるクラシックバレエやジャズダンスをしっかり身につけていることが求められます。
これらの基礎がしっかりとできており、さらに他のジャンルのダンスにも、バレエやジャズダンスからの応用を活かして対応できる技術を持っている人は、テーマパークダンサー向きの要素のひとつを持っている、といえるでしょう。
※協調性がありチームメンバーと円滑にコミュニケーションがとれる
テーマパークダンサーは、一人で踊る機会よりもチームで踊る機会のほうが多いため「チームで息を合わせて一体感のあるテーマパークダンスを披露する」ということがとても重要になります。
そのために大切なのが、チームのメンバーとの円滑なコミュニケーションをとれる協調性です。チームのメンバーを尊重・理解してしっかりとした意思疎通ができることが理想的ですね。
※観客に満足してもらおうとするサービス精神がある
テーマパークというのは、そのテーマパークに来てくれるお客様あってこその存在です。そしてテーマパークダンスは、そんなお客様のテーマパークに対する満足度を左右する大きな要素となります。だからこそ、テーマパークダンサーには「お客様に対するサービス精神にあふれていること」もとても大切な要素となるのです。
ただ技術の高いダンスを披露するだけでなく、笑顔や明るい声、楽しそうな仕草などで観客を楽しい気分にさせ、満足してもらうことを意識できるといったサービス精神が求められます。
※体型維持や健康面・運動面の自己管理ができている
テーマパークダンサーにとって、自己管理ができるかどうかというのは非常に重要な要素となります。
テーマパークダンサーは見た目の印象も大切なので、「テーマパークダンサーにふさわしいスタイルを維持する」という体型や体重の自己管理が必要ですが、それだけではありません。
病気やケガで仕事に穴をあけてしまうことがないよう、それらのリスクもしっかりと低減できるだけの健康面・運動面の自己管理も求められます。
・テーマ―パークダンサーに向いていない人の特徴
テーマパークダンサーに向いていない人の特徴としては「向いている人」の逆パターンが挙げられます。
つまり、以下の項目にひとつでも該当するものがあれば、少なくともその部分については、テーマパークダンサーとして向いていないところがあると言えます。
*ダンスの技術が乏しい
*協調性がない
*サービス精神がない
*自己管理ができていない
まず、ダンスの技術が乏しいというのは、さまざまなジャンルのダンスを高度なレベルで要求されるテーマパークダンサーとしては致命的です。テーマパークダンサー向けのコースなどがあるスクールなどで、しっかりと基礎からダンスを身につけておくことが大切です。
また、テーマパークダンスというのは「個人のダンス発表会」とはまるで違うものなので、チームメンバーとの協調性や、観客に対するサービス精神も不可欠です。
「レベルの高い私のダンスをとにかく見てほしい」という気持ちだけではテーマパークダンサーはつとまりません。自分だけではなく、周りのメンバーや観客のことをしっかりと考えるようにしましょう。
そして、自己管理について。たとえダンスの技術自体に問題がなかったとしても、「やせすぎや太りすぎで見た目の印象が良くない」「病気やケガが多く、ステージに出られなくなることが多い」などという状態では、テーマパークダンサーとしての仕事は得にくくなってしまいます。
テーマパークダンサーとして働くには、「自分の心身を根本の部分から管理できるのは自分だけ」ということを意識してしっかり自己管理に取り組むことが重要です。
・今は満たしていない点があっても意識的に改善に取り組んでいこう
テーマパークダンサーに向いている人というのは、ダンスの技術・協調性・サービス精神・自己管理といった要素をすべて満たしている人です。しかし、中には「この4つの要素の中で欠けている要素もあるけれど、それでもテーマパークダンサーになりたい」という方もいるでしょう。
そんな方は、すでに満たせている要素の部分は大切に守りながら、満たせていない要素、不向きな点は意識的に改善に取り組みましょう。こうした改善でプラスに変えていくことができれば、それがテーマパークダンサーを続けていくための大きな財産となります。