テーマパークダンスに必須ジャダンスの基礎
テーマパークダンスに必要不可欠なダンスといえば、ジャズダンスが挙げられます。というのも、テーマパークで踊られるダンスは、バレエとともにジャズダンスが基本となっているからです。そのため、ジャズダンスを習得しなければ、テーマパークダンサーとしての道は開けないといっても過言ではありません。
ここでは、そんなジャズダンスの基礎を習得するための3つのポイントをご紹介します。
1. ジャズダンスに必要なバレエの基礎を身につける
ジャズダンスの基礎を習得するためには、バレエの基礎を身につけることが非常に重要です。なぜなら、バレエはジャンプやターンの際の軸の取り方、筋肉や体の使い方などが身につけられる「全てのダンスの基礎」と言える存在だから。さらに、「数あるジャンルのダンスの中でも、特にジャズダンスはバレエと関係性が深い」という事実があるからです。
ジャズダンスというのは、元々はクラシックバレエが基礎となっています。20世紀初め頃に、アメリカでジャズミュージックに合わせてバレエ要素を基礎とした動きで踊られているものがジャズダンスと呼ばれるようになったといわれています。
ジャズダンスも応用の段階に入ってくると、バレエとは少し違う自由度の高い動きも増えてきますが、基礎となる動きのほとんどは、クラシックバレエの要素が入った動きです。「指先まで意識した動きをする」「体の軸をまっすぐ保ちながらもしなやかさを演出する」などといったものが、まさにクラシックバレエの要素にあたります。
だからこそ、「バレエの基礎を一切身につけずに、いきなりジャズダンスの基礎から入ろうとする」というのは困難な部分もあるのです。
独学でジャズダンスを身につけようとする人が特につまずいてしまいやすいのがこの点です。また、スクールに通うにしても、ジャズダンス単独で受講するより、テーマパークダンサー志望者向けの総合的なカリキュラムで、しっかりとバレエの基礎から教えてくれるところを選ぶことがおすすめです。
2. 自分のダンスを撮影したり指導を受けたりしてきちんと踊れているか確認する
ジャズダンスの基礎を習得するためには「スタンドポジションやターンなどが本当にできているかどうか」というのをチェックすることも大切です。
「ちゃんとやっているつもり」でチェックせずに終わってしまうのはよくありません。客観的な目で姿勢や動きをチェックしておかないと、悪いクセや知らず知らずのうちに間違っている部分がいつまでたっても改善できなくなってしまいます。
そのため、独学の場合は、自分のダンスを動画撮影した上で、後からそれを見直すことをおすすめします。プロのダンサーの動きと見比べながらチェックするといいですよ。
もちろん、スクールに通っているなら講師が悪いクセや間違った部分はしっかり指摘してくれるので、その教えにしたがって改善していきましょう。
3. しなやかに動けるよう事前にストレッチで体をほぐしておく
人を惹きつけるジャズダンスの動きというのは、体がガチガチの状態でできるものではありません。事前にストレッチをして体をほぐしておくことは、簡単なことのようですが、ジャズダンスにおいて「しなやかな動きができるようになるための準備」としてとても大切なことです。
また、ストレッチによって筋肉をほぐすことで、ケガなどのリスクを低減できるというメリットもあります。「ケガをしないための自己管理」という点でも、ストレッチで体をほぐしておくことはきわめて重要となります。
・テーマパークダンサーになるためにジャズダンスを学ぶならスクールや専門学校の利用が効率的!
ジャズダンスの基礎をしっかりと習得するためには、バレエの基礎を身につけること、自分の動きをチェックすること、事前のストレッチを行うことが重要です。中でも「バレエの基礎を身につける」というのは、一見遠回りな道のように思えてしまいますが、本当の意味でジャズダンスの基礎習得をするためには欠かせないことです。
テーマパークダンサーを目指す人に向けて、ジャズダンスだけでなく、バレエの基礎も含んだカリキュラムを用意してくれているダンススクールやダンスの専門学校もあります。こうした所に通うのが、効率的にジャズダンス基礎を習得する近道と言えるでしょう。