大人気テーマパークで見られる三大パレードの特徴をそれぞれ紹介
大人気テーマパークのパレードの特徴を紹介
全国に数多くあるテーマパークの中でも、特に人気が高く有名なのが「東京ディズニーランド」「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」「サンリオピューロランド」です。
この「東京ディズニーランド」「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」「サンリオピューロランド」3つのテーマパークのパレードの特徴や、そこで求められるテーマパークダンスの特徴および、それ以外のテーマパークも含めたパレードダンス全体についての注意点などを見ていきましょう。
東京ディズニーランドのパレードは注目度が高いが踊りにくい面も
東京ディズニーランドのパレードは、全国のテーマパークパレードの中でも人気No.1と言っても過言ではありません。なぜなら東京ディズニーランドには、アトラクションよりもパレードを主目的として来ているゲストも多いというくらいに、パレードの注目度が高いのです。
ですから東京ディズニーランドのパレードは「テーマパークダンサーとして、最大限のやりがいを持ってパレードのダンスをしたい」という人にとって最適の環境であると言えるでしょう。
ただし、いいことばかりではありません。東京ディズニーランドでのパレードのダンスは「衣装などによってかなり踊りにくいケースもあり、難易度は相当高い」というデメリットもあります。
夢の国を演出しているテーマパークだからこそ、ダンスの役柄によっては衣装だけでなく靴も重く特殊なものを使用しなければいけないことも少なくありません。単にダンスの知識や技術だけでなく、レッスンではありえなかった環境下でダンスをすることへの対応力も求められます。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのパレードはゲストとの距離が近い
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのパレードは、ダンサーなどのキャストと、ゲストとの距離がかなり近いというのが大きな特徴です。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは以前から、ハロウィンパレードなど一部のパレードで、ゲストが参加できる参加型パレードを採用していますが、2019年3月20日からはさらにゲスト参加が可能な7つのエンタメショーを用意するなど「ゲストと一体感を出すことで、より楽しい空間づくりをする」という姿勢が際立っているテーマパークです。
ですからユニバーサル・スタジオ・ジャパンのパレードで踊るダンサーにも「ゲストと心から楽しんで一体感を出すための雰囲気づくりができる」ということが求められると言えるでしょう。
サンリオピューロランドのパレードではより幅広いスキルが求められる
サンリオピューロランドのパレードはバラエティに富んでおり、ダンサーもその分「幅広いジャンルのダンスができる」という対応力の高さが求められます。
中でも特に重視されるダンスのスキルは、ジャズダンス・クラッシックバレエ・ストリート系ダンスです。できればこの3つのダンスすべてに対応できるだけのスキルがあることが好ましいです。さらにサンリオピューロランドでは、ダンサーにも演技力や歌唱力が必要となるパレードも実施しているため、これらのスキルもできれば身につけておきたいものです。
パレードダンス全体についての注意点は「屋外である」ということ
ご紹介した3つのテーマパークだけでなく、全国には数多くのテーマパークがありますが、どのテーマパークにおいても、基本的にパレードは屋外で行われます。
だからこそ、パレードの場の踊りやすさは気温や湿度、天候などによって大きく違ってきます。そうした変化に対応するだけの柔軟性や、過酷な気温や湿度での環境下でも耐えられるだけの体力づくりを日頃から心がけておくことが大切です。
テーマパークによってパレードの特徴はいろいろある
全国のテーマパークの中から、特に人気のテーマパークを3つ選び、そのパレードの特徴を比べただけでも「注目度が高いが踊りにくい」「ゲストとの距離が近い」「幅広いスキルが求められる」など、それぞれ異なった特徴があることがわかります。
ですからテーマパークダンサーとしてパレードで活躍したいのであれば、応募するテーマパークのパレードの特徴はどんなものか、それを現地に行って自分の目で確かめてみることをおすすめします。
また、パレードでのダンスは基本的に屋外なので、空調が効いた屋内でのダンスよりも過酷な状況になるということは事前に理解しておきましょう。